メタボになる習慣
大分大の研究チームによると、
食事や運動だけでなく、睡眠、休養の悪い生活習慣が重なるほど、メタボリックシンドロームなどの発症リスクが高くなることがわかりました。
男性(18~65歳)の健康診断データを解析
〈1〉睡眠時間が5時間未満
〈2〉交代制勤務をしている
〈3〉休日が取れない
〈4〉いつもおなかいっぱい食べる
〈5〉あまり歩かない
〈6〉アルコールを1日日本酒3合以上飲む
〈7〉たばこを吸う
の七つの危険な生活習慣があると肥満や高血圧、メタボを発症しやすくなるとのこと。
メタボでなかった人が7年間でメタボを発症するリスクは、危険な生活習慣が重なるほど高くなり、0~1個の人に比べ、2~3個は1・22倍、4~5個は1・42倍、6個以上では2・04倍になりました。
食事や運動以外も大事
筆者らは、「運動だけでなく、きちんと睡眠や休みを取ることが生活習慣病の予防になる。交代制勤務の人は特に気をつけてほしい」と話しています。
(2015年7月3日 読売新聞)